複数のHR課題を解決可能なHRテクノロジーの導入について、要件の洗い出しから製品の選定まで支援

クライアント業種

小売業

従業員数

約3,000名

支援内容:HRテクノロジー導入における、組織・人事課題把握と製品選定支援

HRテクノロジー導入における、組織・人事課題把握と製品選定支援

本クライアントは、全国各地に小売店舗を展開している。法令上、各店舗に有資格者が必要なため、資格ありきの採用、配置、人材管理を行っていた。しかし、離職する従業員が後を絶たず、人材管理の抜本的な改革を計画。最新のHRテクノロジーを活用することで、採用、配置、育成の戦略的な取組を行うとともに、従業員エンゲージメントの向上を目指した。セレブレインでは、この課題解決に向けて方針策定と要件整理を実施。導入するソリューションのタイプやパッケージ選定を支援した。

 

  • Point1:クライアントのニーズと課題が多岐に渡っていたことから、様々な人事領域を連携させながら一元管理できるツールとして「タレントマネジメントシステム」を中心に、メリットやデメリット、活用イメージと合わせて提案した。
  • Point2:「タレントマネジメントシステム」の選定において、業務領域ごとに数十項目の要件をとりまとめ、候補となるパッケージがどの項目を満たすか、機能の比較検討を細かく実施。最もニーズを満たす製品を選定した。

お客様の課題

各店舗で有資格者を配置する必要から、資格を持っていることを第一条件に採用し、配属していました。また、個々のスキルを管理するシステムを持っておらず、スキルアップ支援やキャリアパスの明示などを積極的に行うことができていなかったため、社員にとって将来のキャリアを描きにくい状態となっていました。また、資格があれば、比較的に転職がしやすいこともあり、離職率が高いことも問題でした。

コンサルティングの内容と効果

役員を含む関係者へのヒアリングによる現状把握から、「人材情報管理」「最適配置」「評価管理」「研修受講支援」「スキル管理」「サクセションプラン」「データ分析」といったニーズを抽出。これらを一元に行えるHRテクノロジーツールとして「タレントマネジメントシステム」にフォーカスし、メリットやデメリット、利用イメージと合わせて導入を提案した。「タレントマネジメントシステム」の導入検討が本格化したところで、パッケージの選定を実施。どんな機能が必要かといった要件をとりまとめて、各製品にできることを詳しく調査。導入までのロードマップと合わせて明示し、選定の意思決定を支援しました。

アプローチ1:数あるサービスの中から「タレントマネジメントシステム」を提案

HRテクノロジーの活用で人事を変えるという大きなテーマはあったものの、解決すべき課題が多岐に渡っていました。複数の最新ソリューションを組み合わせ、連携するという方法もありましたが、コストや人事情報を一元管理する利便性などを多角的に検討し「タレントマネジメントシステム」の導入を提案しました。

● アプローチ2:「パッケージ選定」を後押しするエビデンスを提供

導入するタレントマネジメントシステムのパッケージ選定においては、まず「配置」や「育成」、「評価」など、カテゴリごとに「したいこと」や「欲しい機能」といった要件を細かくリストアップ。候補となったベンダーに照会し、要件への対応確認やデモを実施。できることとできないことを把握した上で、要件を最大限に満たすパッケージを選定し、クライアントの意思決定を促すエビデンスを提供しました。

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