コラム 2025年6月11日 管理職が考えたい、部下に対する接し方 管理職になると研修などで「部下に対する接し方」を学ぶ機会があると思います。さらに言えば、今どきの若手の部下に対応すべく、自分との価値観の違いを徹底指導される時代になりました。お互いがわかり合えない背景には、個人の性格やバックグラウンドの違いなど、いくつかの要因があります。今回はそうした状況をふまえ、管理職が今考えたい部下との関わり方や管理職に求められていることについて説明します。 1on1 コミュニケーション マネジメント リーダーシップ 人材マネジメント
対談企画 2025年6月07日 PE業界で異例の新卒採用、年収1000万円を予定。人事戦略の新たな潮流に注目 新卒一括採用は企業の最重要と言える人材確保の手段でした。その場合、入社1年目の初任給は一律。育成期間なので給与は高くなく、学びと経験を積んで徐々に上がることを前提としており、これをもとに企業は人件費、社員はライフプランを計画してきました。ところが昨今、グローバル化やテクノジーの進化で人材の価値に変化が起きています。入社早々に高度で価値の高い仕事を期待される人材や専門知識を持った市場価値が高い人材が登場してきたのです。そうした背景からジョブ型人事制度など、これまでの前提を覆す仕組みの導入が検討されるようになりました。人事戦略の大きな変革が必要な状況となってきたのです。そうした動きに呼応するかのようにPE業界で異例の新卒採用、年収1000万円を予定するという取り組みを行う企業が出てきました。 そのような背景など日本産業推進機構(NSSK)代表取締役社長の津坂純様にお話しを伺いました。 人事評価 人材採用 企業事例 新卒採用
コラム 2025年5月30日 人事の「脱Excel」は幻想? 現場に求められる「Excel力」とデータリテラシー DXの加速や多様なツールの普及により、昨今人事の現場では「脱Excel」が進んでいます。しかし一方で、現場の人事担当者からは「やっぱりExcelが便利」との声も根強く聞かれます。つまりExcelには、いまだ現場で重宝されるだけの強みがあるのです。そこで本記事では、Excelを取り巻く現状や“それでも使われる理由”、これからの人事に求められるExcelスキルやデータとの向き合い方などについて解説します。 DX HRテクノロジー
コラム 2025年5月08日 仕事のモチベーションを上げる3つの方法 社会人の多くは、仕事をする中でモチベーションが上がらない状況に直面して悩むことがあるでしょう。モチベーションは上がることよりも、「下がったときに上げられること」が重要だと考えます。 お客さまからきついクレームを受けたうえに上司から厳しく指導されたら、モチベーションはどうしても下がるもの。そのまま放置していたら、モチベーションは下がりっぱなしで仕事の成果にも大きな影響を及ぼす可能性があります。「できれば早く上げたい」と考えるでしょう。 今回はそういったときの対策として、「モチベーションを上げる方法」について考えます。 モチベーション
コラム 2025年4月25日 社員の「愛着と誇り」をどう高める? 日本企業が抱えるエンゲージメントの課題と対策 「エンゲージメント」という言葉は、今やビジネス界では広く知られた概念です。もともとはマーケティングの分野で、自社とクライアントとの深い関係性を示す言葉として使われていたのが、近年ではこの考え方が人事の分野にも応用され、社員と企業の関係性を強化するための重要な指標として注目されています。 社員が会社に対して愛着や誇りを持ち、高い意欲を維持し続けられる会社をつくるためにはどうしたら良いのでしょうか。 エンゲージメント
コラム 2025年4月18日 人材流動化時代を勝ち抜くストック型報酬の威力 人材争奪戦が激化する今、企業の最大の課題は「いかに優秀な人材を確保・定着させるか」です。生産年齢人口の減少と終身雇用の崩壊により到来した「人材流動化時代」。こうした中で優秀な人材を確保するためには、そして採用後も長く定着してもらうためには、社員に「ここで働き続けたい」と思わせる効果的なリテンション対策が欠かせません。そこでカギとなるのが、全社員を対象とした中長期のインセンティブです。今回は、その理由や背景、導入事例などをご紹介します。 人事制度 人事戦略
コラム 2025年3月19日 新卒初任給アップが引き金に?人事制度改革の波 新卒社員の初任給引き上げが、日本企業の人事制度に大きな変革をもたらそうとしています。大学卒の初任給平均額は、東京労働局の発表によると2019年が20万8,000円、2020年から2022年までは21万円(※)とほぼ横ばいでした。しかし、2023年以降、上昇傾向が顕著になり、大手企業を中心に初任給の大幅な引き上げが相次いでいます。この動きは単なる給与アップにとどまらず、人事制度全体の見直しへと波及しつつあります。特に、年功序列型の報酬体系や評価制度のあり方が問われる中で、企業はどのように対応すべきなのでしょうか。今回は、新卒初任給アップを契機とした人事制度改革の現状と展望について詳しく掘り下げます。 (※)都内各公共職業安定所が受理した令和6年3月中学校・高等学校・短大(高専を含む)・大学(大学院)・専修学校卒業者に対する学卒求人の賃金 人事制度 企業事例
コラム 2025年3月07日 「世代間ギャップ」を埋めるには?企業で取り組むべきコミュニケーションのヒント 「若手社員が何を考えているのかわからない」「上司の考え方についていけない……」。多くの職場でこうした声が聞かれます。多様な人が共に働く職場では、世代ごとの価値観のギャップ(=世代間ギャップ)が大きな課題となり、コミュニケーションや業務のパフォーマンスを妨げる要因となることも少なくありません。では、世代間ギャップを乗り越えるための有効な対策はあるのでしょうか。今回は、そのヒントとなる考え方や具体的なアプローチについて解説します。 リーダーシップ 人事戦略 組織風土
コラム 2025年2月20日 1on1導入で失敗しないための、フィードバック活用法 コミュニケーション機会の創出や部下の状況把握を目的に、1on1を導入する企業が増えています。しかし、1on1を定期的に行っているのに部下のエンゲージメントは上がらず、いつのまにか形骸化してしまう…そんな悩みを抱える企業は少なくありません。その要因のひとつに、「日常のフィードバックが機能していないこと」が挙げられます。コミュニケーションの文化を醸成するためには、定期的な1on1の機会も大切ですが、それ以上に日常の適切なフィードバックが欠かせません。そこで今回は、1on1をより効果的にするためのヒントとして、1on1と日常のフィードバックの正しい使い分けや、それぞれの実施ポイントなどを解説します。 1on1 モチベーション 人事戦略 人材マネジメント 人材開発 組織風土
コラム 2025年2月07日 高まる「人事戦略」の重要性。人事の役割の変化を事例とともに解説 経営環境の変化が加速する昨今、人事部門に求められる役割はますます専門的になり、業務内容もより戦略的なものへと変わりつつあります。人事の現場では今、何が起こっているのでしょうか。また、これからの人事部門には何が求められるのでしょうか。当社でコンサルティングを行うなかで得た知見などを基に説明します。 人事戦略 人的資本経営 企業事例