対談企画 2025年6月07日 PE業界で異例の新卒採用、年収1000万円を予定。人事戦略の新たな潮流に注目 新卒一括採用は企業の最重要と言える人材確保の手段でした。その場合、入社1年目の初任給は一律。育成期間なので給与は高くなく、学びと経験を積んで徐々に上がることを前提としており、これをもとに企業は人件費、社員はライフプランを計画してきました。ところが昨今、グローバル化やテクノジーの進化で人材の価値に変化が起きています。入社早々に高度で価値の高い仕事を期待される人材や専門知識を持った市場価値が高い人材が登場してきたのです。そうした背景からジョブ型人事制度など、これまでの前提を覆す仕組みの導入が検討されるようになりました。人事戦略の大きな変革が必要な状況となってきたのです。そうした動きに呼応するかのようにPE業界で異例の新卒採用、年収1000万円を予定するという取り組みを行う企業が出てきました。 そのような背景など日本産業推進機構(NSSK)代表取締役社長の津坂純様にお話しを伺いました。 人事評価 人材採用